こんばんは スマイリーです。
今日は月末、30.11.30ですね。 今年もあと1月。
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今日は何の日?
1888年日本とメキシコが「日墨修好通商条約」を締結。これが日本が外国と結んだ初の対等条約。
いきなり日墨修好通商条約?なんで、「墨」がメキシコ?
メキシコは墨西哥と書いたそうです。
ちょっと強引な気がしますが、読めるんでしょうか。
江戸時代の幕末、幕府はアメリカ・オランダ・ロシア・イギリス・フランスと安政五ヵ国条約と言うのを結んでしまいました。(1858年)
この頃は、日本の力が弱く、外国に強引に開国させられた為、治外法権があり、関税自主権がないという不平等なものでした。
この不平等をを無くすために、明治政府は苦労してます。
治外法権
外交官や領事裁判権の認められた国の国民について、本国の法律が及び、在留国の法律が一切及ばないとされたこと。
関税自主権
国家が輸入品に対して自主的に関税をかける権利。
この「関税自主権がない」とは、自国が税率を決められず他国が勝手に税率を設定できてしまう、というのではなく、
税率の改訂に他国との交渉を必要とする場合に、自国で決められないというだけのことです。
まず不平等を解決したいのですが、幕府が結んでしまった不平等条約を締結国が無くすことはないでしょうから、
それ以外の国と平等な条約を締結して、それから不平等条約を撤廃しようという明治政府の方針だったのでしょう。
その白羽の矢が立ったのがメキシコでした。
メキシコは鎖国以前にも日本との外交実績があり、メキシコの方でも東アジアの日本と貿易をするために交流を持ちたいと考えていたようです。
お互いの利害が一致したようですね。
その時に協議したのが、ワシントンに在勤の日本全権陸奥宗光と駐米メキシコ公使のロメロです。
この条約締結後、メキシコ人には内地解放が認められてます。(内地解放とは外国人が日本で自由に居住・旅行・営業をできること。)
1897年には日本人がメキシコへ移民が行われています。
この条約のお礼として明治政府は1898年、永田町の用地を在外公館としてメキシコに提供してます。
因みに陸奥宗光はその後、イギリスを始め、アメリカ・ドイツ・イタリア・フランスなどと不平等な治外法権の撤廃に成功しています。
陸奥宗光
(1844年8月20日~1897年8月24日)幕末の武士、政治家。紀州(和歌山)藩士
第2次伊藤博文内閣の外相。カミソリ大臣と呼ばれる。
スマイリー
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